平成20年7月より椎貝・河内名誉院長の後を受けて、取手協同病院の院長に就任いたしました。当院の医療圏にお住まいの皆様、また医療関係の方々のおかれましては、今後とも従来とかわらず宜しくお願い申し上げます。当院は昭和60年、椎貝名誉院長就任を機に、地域における当院の位置づけと役割を見なおし、茨城県南部/千葉県北西部を医療圏とする救急基幹病院として体制を漸次整えてまいりました。最近の10年間の当院の動きを見ますと、厚生省臨床研修指定病院(平成10年)、日本医療機能評価機構認定病院(平成11年)、院内IT化の開始、茨城県災害拠点病院(平成14年)、茨城県広域支援リハビリテーションセンター(平成15年)、茨城県指定感染症病棟完成(平成17年)、DPC(Diagnosis Procedure Combination)病院への移行(平成18年)、茨城県地域救命センター(平成19年)、地域医療支援病院(平成20年)などの施設基準を取得し、また医療の安全性、確実性、保存性、共有性を考え、来年(平成21年)に完全電子カルテに移行する予定です。こうした中で今後、当院がどのような病院をめざすかについて、6つの基本姿勢を明らかにしたいと思います。
■この地域にお住まいの方に選ばれ、信頼される病院
■隣接する千葉県をはじめ、関東圏においても評価され選ばれる病院
■病院職員から慕われ、誇りを持って働ける病院
■JA厚生連病院として組合員に信頼され、実績のあげられる病院
■地元周辺医師会の先生方と、しっかりとした連携のはかれる病院
■行政(県/市町村/保健所)から信頼され、それに応えられる病院
まずは、この地域にお住まいの方に信頼され、ご自身が心ならずも病気になられた時、あるいはご家族が病気に倒れられた時には是非お願いしたいという、地域の方から選ばれ同時に慕われる病院をめざします。また、当院は地理的に茨城県と千葉県の県境に位置し、我孫子市/柏市から多くの患者さんが来院されます。救急車は3台に一台が千葉県側からです。茨城県南部/千葉県北西部にとどまらず、関東一円においても評価され、選ばれる病院をめざしたいと考えます。
さて、こうした医療看護活動を実践し病院を支えるのは、他ならぬ医師・看護師をはじめとした病院職員です。昨今、全国で勤務医・看護師の離職を契機とした病院崩壊が問題となっていますが、職員各自が誇りを持って働ける、キャリアアップのめざせる病院にしたいと思います。また、当院の経営母体であるJA厚生連、地元周辺医師会の先生方、さらに県・市町村・保健所など行政の方からも信頼され、それに応えられる病院をめざしたいと考えます。
平成20年7月6日
〒302-0022 茨城県取手市本郷2-1-1
TEL 0297-74-5551